
年末、電車に乗っているときに、ふと目に入った塾の広告がありました。
テーマは「Well-being」。
到着駅までの短い時間でしたが、思わずじっくり読み入ってしまいました。
「自分にとってのWell-beingって、何だろう?」
そう考えたとき、真っ先に思い浮かんだのが、書道をしている時間でした。
筆を持ち、作品づくりに没頭しているとき。
言葉ではうまく表せないのですが、心が満ち足りて、静かで、でもとても豊かな気持ちになります。
実は近年、少し風邪気味になると、私は筆を持ちます。
そして一作品、集中して書き上げる。
すると不思議と体が楽になり、「あ、治ってきたな」と感じることがよくあります。
人に話すと笑われてしまうのですが、書道をすることで、心と体が整い、元気になるエネルギーが生まれているのだと思っています。
教室を運営し、子どもたちと日々向き合う中でも、同じことを感じます。
大変なことがまったくないわけではありません。
それでもそれ以上に、子どもたちの明るさや真剣なまなざし、素直な言葉から、たくさんの良いエネルギーを受け取っています。
そしてそのエネルギーが、また私自身の力になっているように感じます。
書道は、文字を書くこと以上のもの。
心を整え、自分を満たし、人と人をつなぐ力がある。
新しい年も、書道を通して、子どもたちとともに、
穏やかで豊かな時間を重ねていけたらと思っています。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
